3: ◆6x79oqdrbDOF[saga]
2018/06/25(月) 23:10:35.86 ID:X9bNGYF40
昼下がりの執務室、業務が一段楽したところで秘書艦の漣と軽口を叩く。
窓を見下ろすと潮が他の艦娘達と花壇のお世話をしているのが目に入った。
4: ◆6x79oqdrbDOF[saga]
2018/06/25(月) 23:11:13.10 ID:X9bNGYF40
提督「昔は内向的だったのに、今ではあんなに笑うようになって...」
漣「えー。別に潮は前から良く笑ってましたよ?」
5: ◆6x79oqdrbDOF[saga]
2018/06/25(月) 23:11:52.35 ID:X9bNGYF40
思い返してみれば俺はあまり潮の事を知らないのかもしれない。
顔を合わて挨拶、よくて作戦報告ぐらいだ。
6: ◆6x79oqdrbDOF[saga]
2018/06/25(月) 23:12:26.74 ID:X9bNGYF40
提督「おはよう。今日も早いんだな」
潮「あっ提督...。お早うございます」
7: ◆6x79oqdrbDOF[saga]
2018/06/25(月) 23:13:10.18 ID:X9bNGYF40
提督「そういえばすこし前はバラが咲いてたような...」
潮「見てくれたんですね!バラは育てるのがとても難しくて、去年も挑戦したのですがうまく咲かなかったんです。
よく葉っぱが齧られていたから、多分芋虫さんが食べちゃうんでしょうね...。でも今年は上手く咲いてくれました!」
8: ◆6x79oqdrbDOF[saga]
2018/06/25(月) 23:13:42.85 ID:X9bNGYF40
潮「あ、やだ、私...ご、ごめんなさいぃ!」
提督「う、潮!?」
9: ◆6x79oqdrbDOF[saga]
2018/06/25(月) 23:14:17.34 ID:X9bNGYF40
提督「まあ、少しずつでいいか。」
朝礼まで時間があったので、そのまま俺は花壇の手入れを引き継いだ。
10: ◆6x79oqdrbDOF[saga]
2018/06/25(月) 23:14:54.84 ID:X9bNGYF40
それからと言うもの、機会があれば潮と話そうとしたが中々その機会が来なかった。
廊下で会った時にはお辞儀をしてそのまま走り抜けられたり。
11: ◆6x79oqdrbDOF[saga]
2018/06/25(月) 23:15:27.52 ID:X9bNGYF40
漣「で、私って事ですかご主人さま」
提督「そういう訳」
12: ◆6x79oqdrbDOF[saga]
2018/06/25(月) 23:16:06.22 ID:X9bNGYF40
漣「さっきのご主人さまの話を聞く限り、別に嫌われているわけじゃないと思うんですよ。漣は」
提督「そっか、良かった...。」
13: ◆6x79oqdrbDOF[saga]
2018/06/25(月) 23:16:32.30 ID:X9bNGYF40
提督(で、昼休み。俺は酒保前までやってきたわけだが。)
提督「漣が居ない」
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