9:名無しNIPPER[saga]
2018/06/21(木) 20:36:53.03 ID:zLTil8yE0
「……あれ、あの子は?」
「あの子」とはどちらを指しているのか、自分でも判らなかった。
ただ「友達の片割れ」と「森 妃姫子」がトイレから居なくなっていた。
意味が。
意味かわからなかった。
ひょっとして、私は白昼夢を見ていたのだろうか。
いや……。
……いや、仮に夢だとしても、まだ終わっていない。
だって、床にはまだ血が残っていたのだから。
血は、何かを引きずったかのような跡を残していた。
その跡は、トイレの個室に続いている。
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