少女「学校のヒキコさん」
1- 20
7:名無しNIPPER[saga]
2018/06/21(木) 20:20:56.77 ID:zLTil8yE0
数分後、彼女は床に倒れていた。

その周囲には少しではあるけど、血が飛び散っている。

友達二人は酷く高揚していた。

恐らく、直接的な暴力を振るうことに、慣れていなかったのだろう。

私は少しだけ焦った。


「やば、やりすぎたかも」


外傷を与えてしまうとイジメの証拠になりかねない。

私は直接手を下していないので言い訳はできるけど。

共犯者として吊し上げられると今後の学校生活がやりにくくなる。

ここは何としても口止めをして……。


そこまで考えた所で、彼女……「森 妃姫子」がピクリと動いた。

床に手を着き、起き上がろうとする。

良かった、意識はあるみたいだし、上手く立ち回れば事件にはならないかも……。


私は彼女の様子を見て安心していた。

けど、安心しなかった者がいた。

彼女に対する直接的な暴力を行った友達二人だ。

二人は、彼女の様子を見て、恐怖したのだ。

恐怖し、直感的に「このままだとやり返される」と思い込んでしまったのだ。

だから。




起き上がりつつある彼女の頭を、思いきり踏みつけた。


<<前のレス[*]次のレス[#]>>
16Res/10.40 KB
↑[8] 前[4] 次[6] 書[5] 板[3] 1-[1] l20




VIPサービス増築中!
携帯うpろだ|隙間うpろだ
Powered By VIPservice