12: ◆DAC.3Z2hLk[sage saga]
2018/06/21(木) 02:01:52.68 ID:VRvB94mS0
「うふふっ、いやですねぇ。それくらいだったら調べたらすぐにわかりますよぉ。
だけどまだ知らないことが多いから、これからもーっとお互いを知っていきましょうね♪」
――どうしましょう。やっぱしPちゃん怖いかもです。
――なーにがPちゃんですか。サポートはしますけど、最終的にはあなたの判断ですからね。
目配せをして、話は決まった。
佐久間さんは変わらぬ笑み。うっとりした瞳は、終始こちらに注がれていた。
ちなみに転居手続きが済むまではホテルに宿泊してもらった。
彼女はぷぅっとむくれていたが、こればかりは仕方ない。
あと親御さんに連絡して、うちのモデル部門を通じて仙台の事務所にも話を通して……。
ド頭から何かと大変だが、少々の不安を抜きにすればそんなに嫌ではなかった。
なんというか仕事上の直観が、彼女のアイドルとしての素質に惹かれていたのだ。
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