【コンマ】西住まほ「匂いの濃さがわかるスイッチを手に入れた」
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456:名無しNIPPER[saga]
2018/07/01(日) 17:08:49.52 ID:sSy4PMljo
【後日 黒森峰】



まほ「エリカ……今まですまなかったな。お前に臭いの事で辛くあたってしまって」

エリカ「いえ、いいんです。私も自分の臭いの事は自覚していましたし……。水に流しますから忘れて下さい」

まほ「そうか……。すまないな。陰でお前の事を『歩くバイオテロ』と言っていたのに、そんな私の事をお前は許してくれるのか……」

エリカ「ちょっと待って下さい、何ですって」

まほ「しかし、そんな私の事を隊長だと慕ってくれたんだ。お前は本当に良い奴だな……」

エリカ「いえ、そんな……。正直、私も隊長の事を臭い隠しに使っていた面がありますし……。何かあると全部ワキガ隊長の臭いのせいだと誤魔化してましたから……」

まほ「ちょっと待て、今なんて言った」

エリカ「それにしても、西住流は結局看板を降ろさずに済んで良かったですね」

まほ「ああ、島田流家元の旦那さんが出来た人でな。それぐらいのいさかいで看板を賭けるなどとんでもないと、取り成してくれたらしい」

エリカ「それで看板を降ろしていたら生き恥でしょうしね」

まほ「全くだ。お母様にも困ったものだ。匂いごときで流派の命運を賭けられてはたまったものではない。匂いは匂い、戦車道は戦車道だ」

エリカ「という事は、隊長も結局、島田流に鞍替えはしなかったのですね」

まほ「昔から西住流が身に付いているからな。とはいえ、匂いに無頓着なのは良くないと今回の件で思い知った」

エリカ「だから、これだけの消臭剤を?」


大量の消臭剤「ちゃーっす」


まほ「黒森峰だけじゃない。聖グロリアーナやプラウダ、継続に知波単、大洗にサンダースと他のところにも送っておいた」

まほ「大洗の武部ではないが、やはり私達も女子力を磨かねばな。これからはそういった面にも力を入れていこうと思っている」

エリカ「良いんじゃないでしょうか。私も正直なところを言えば、男達にチヤホヤされたいですし」

まほ「ああ、私もだ。という事で、今度、合コンに参加してみようかと思っているんだが、エリカ、お前も来るか?」

エリカ「合コン……ですか? まあ、そうですね。一度行ってみたいですね。ここにいると全くそういうの誘われないですから」

まほ「良し。それなら決まりだな。日取りは明後日だから、それまでに脇と足を念入りにケアしておけよ。滅茶苦茶、念入りにな」

エリカ「お前が言うな(わかりました)」


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