【安価】執事「勇者のお嬢様。安価の呪いであります」
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351:Falsemanの人[saga]
2018/07/03(火) 21:50:53.72 ID:g17N2qvA0
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まだ子供だった執事にとって【戦闘】の日々が【幸福】そのもの。死と隣り合わせであるにも関わず、その心は晴れやかだった。



(60)

しかし、いつの日から【屈服】に対して激しい抵抗を覚えた。やがて狼に対して屈服させようとする欲を失った。



戦いの日々が少年にとっての生き甲斐であったが、その到達点は屈服ではない。では、彼は他に何を求めたか……







そして現在・深夜の宿屋

執事「……」

お嬢&魔物使い「Zzz...」

執事「(一度体を洗い流しますか)」




外・夜風にあたる

執事「(戦いの末に得ようとしたものが何だったか。今はもう覚えていません。あの狼のこともどうなったか……。
少なくとも誰かを力だけで完全に支配することに達成感を感じませんでした。むしろ忌むべき感情と捉えました。)」

執事「(私の事ですから、一思いに焼いて食べたか。それともトドメを刺す前にお嬢様の御家族に拾われて教育を受けたか。
仲良くなったのであれば、もう少し良い思い出があってもおかしくないのですがね……)ハハ...」



お嬢様「……執事」


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