3:名無しNIPPER[saga]
2018/06/18(月) 22:42:14.41 ID:6zTzk7cO0
――ゆっこの家(寝室)
ありす「……」
医者「魔法少女のお力でしょうか、少しずつ、傷口が塞がっています」
ゆっこ「よかった……なんでもありですねホント」
医者「ですが意識がいつ戻るか……それに……」
礼子「しゅがーはぁと、ね……いつ戻ってくるのか、町長がどこかに移動させたみたいだけど」
ゆっこ「町長……」
文香「これから……どうすれば、いいのでしょうか」
ゆっこ「……サイキックテレパシーで王国には連絡して、軍を派遣してもらうよう手配をしてもらっています。だけど、どんなに早くても朝にならないと来ないでしょうね」
ゆっこ「そして……しゅがーはぁとは、恐らく……魔法少女」
礼子「やっぱりそうなのね」
ゆっこ「はい。戦いの痕跡や魔力の状態から見て、間違いないと思います。大神官穂乃果の幹部が、どうして……」
礼子「その話は、後にしましょう。しゅがーはぁとが町に戻ってくる前に、みんなを安全な場所に避難させないと」
ゆっこ「……はい。自警団にはユッコからお話します。怪我人や女性、子供たちを優先して避難先の森に移動させて、避難用の食糧の運び出しもしませんと」
礼子「それなら私たちも行くわ。また元の大きさに戻れば、物の移動は楽になるはずよ」
ゆっこ「そうですね。外に出す準備のお手伝いをお願いします」
ガチャッ!
礼子「文香ちゃん、行きましょう。いまは……町のみんなを安全な場所に避難させないと、ね?」
文香「……はい」
パタンッ!
ありす「……」
……
…………
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