16:名無しNIPPER[saga]
2018/06/18(月) 23:19:32.94 ID:6zTzk7cO0
ありす『憧れた……?』
『あなたはみなさんの姿を見て、言葉を交わして、触れて、その魅力に憧れたんです。だからその憧れを形にしたくて、衣装としてクローゼットに入れたんです』
『その力はあなたのものではありません。だけど、いつか先の未来……あなたがなりたい自分になるための、道標になるように……』
ありす『道標……私が、なりたい自分……』
ありす『そうです。私は……文香さんだけじゃなく、色んな人達を見て、心のどこかで憧れました。この人のようになりたい、こうなれたらいいなって』
https://i.imgur.com/1XSwT93.jpg
ありす『だけどそれは決して、その人になりたいわけじゃないんです。魔法は……私にそれを気付かせる為に、みなさんから出た光を衣装という形で、私に残してくれたんですね』
『どうしてその力が、魔法と呼ばれるのか。どうして、あなたにその力が集まったのか』
『あなたには、分かるはずです』
ありす『私に集まった光……そう、この光は……』
『それでは行きましょう。あなたを待っている人たちがいます』
ありす『ちょっと待ってください、あなたは……』
『魔法少女として、あなたはその人たちの――』
……
…………
………………
……………………
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