魔女(やったー!イケメン従者ゲット〜!)男「…」
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46:名無しNIPPER
2019/04/22(月) 21:27:25.24 ID:ELgd4QT7O
『なに、そう怯えるんじゃあねえよ』
魔女「……私はなにも知らない」
『それでいい、それでこそ破滅の理だ。その存在意義、濁すことなかれ』
『【じゃあ、またな】』
カタタ… カタ…
魔女「すぅー、はぁ〜〜〜……」グッタリ
魔女(王竜の宣戦布告、魔法の衰退、それに英霊召喚。確かに時代は動いてるわ、それも相当良くない方向で)
魔女「ほとんどストロングの勘だけれど、変にこういった場合だと当たるのよね、アレ」ハァ
しかも疑った発端が、もろもろ私のせいってのがかなりの問題。
魔女「彼女の言う通り、私は本当に【気づいてなかったの?】 こうなってしまう可能性に、ウィッチの本懐として?」
クル スタ… スタスタ…
魔女「男くん…」スタスタ…
〜〜〜
英雄とはまさしく、この世誰しもが知っている、いや、知らなければならない絶対的存在である。
男「つまり勇者ですか?」
魔女「当たりであって、ハズれね。英雄と呼ばれる意義を見出した存在は、その過程が重要になってくるわ」
男「過程……なるほど、冒険ですか」
魔女「まあ、ロマンあるじゃあない。でも、そう、王竜を倒した。戦争を止めた。誰も知らぬ秘境を見つけ出した」
魔女「英雄は英雄だから、じゃなく、英雄はそれに準じた行いをしたからこそ英雄と呼ばれるの」
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