11: ◆OtiAGlay2E
2018/06/17(日) 21:10:07.11 ID:WY8rOYY/0
それからあの子はいっそう料理に夢中になって腕をどんどん上げていった。
それも私に負けないくらいの腕を。
……あとは君のほうが詳しいんじゃないか?
さあできた、回鍋肉だ。遠慮せずに食べてくれ。
……今でもあの子は一番の得意料理は回鍋肉と言ってくれる。
とても喜ばしいことだ。
なぜなら私があの子に一番最初に教えた料理こそ、この回鍋肉だからな。
今日という日にはちょうどいい料理だろう?
帰ってこのことを言ってあげるといい。
きっとこれに負けないくらいおいしい回鍋肉を作ってくれるさ。
さて、私もそっちに行こうか。
ああ、わざわざついでくれてありがとう、私も飲ませてもらうよ。
……こうして君と飲むことになるとはね、息子と酒を交わしている気分だよ。
弟のほうが飲むには少し早すぎるからね。
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