【モバマス×餓狼伝説】ビリー・カーン「はァ?アイドル?プロデューサー?」 2
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553: ◆z4l4K/HkZ2[saga]
2019/05/28(火) 23:46:26.74 ID:OG0U9wl50
アイツは確かに悪人で、その強さを盾に好き放題やってきた。

何人もの人がアイツの手に掛かった。

だけど、それだけじゃない。
以下略 AAS



554: ◆z4l4K/HkZ2[saga]
2019/05/28(火) 23:53:15.43 ID:OG0U9wl50
それは、尊敬の念だったのかもしれない。

もちろん俺はアイツのした事を許せないし、アイツも俺の事は邪魔だっただろう。

だが、確かにあの瞬間。
以下略 AAS



555: ◆z4l4K/HkZ2[saga]
2019/05/29(水) 00:01:15.20 ID:Hghw7zE90
「ギィィィィスゥゥゥゥ!」


タワーから落下しそうなアイツの腕を、俺は掴んでいた。

以下略 AAS



556: ◆z4l4K/HkZ2[saga]
2019/05/29(水) 00:10:26.57 ID:Hghw7zE90

ギースは、腕を掴む俺の顔を忌々しそうに睨み付けると、

「good-by」

以下略 AAS



557: ◆z4l4K/HkZ2[saga]
2019/05/29(水) 00:18:06.99 ID:Hghw7zE90

ビリー「……」


テリー「もちろん、ギースが死んだのは俺のせいじゃない……なんて言うつもりはない。俺はアイツと闘って……そして俺の手にかかって死んだ。それは事実だ」
以下略 AAS



558: ◆z4l4K/HkZ2[saga]
2019/05/29(水) 00:24:48.90 ID:Hghw7zE90

テリー「アイツが死の間際……一体何を考えてたのか?」



以下略 AAS



559: ◆z4l4K/HkZ2[saga]
2019/05/29(水) 00:33:46.71 ID:Hghw7zE90
ビリー「……どうして、黙ってやがった……」

テリー「……お前を、守るためだった……」

ビリー「……なに?」
以下略 AAS



560: ◆z4l4K/HkZ2[saga]
2019/05/29(水) 00:37:27.91 ID:Hghw7zE90
ビリー「……」

テリー「……だが、それは言い訳だったんだ」

ビリー「……!」
以下略 AAS



561: ◆z4l4K/HkZ2[saga]
2019/05/29(水) 00:43:32.81 ID:Hghw7zE90
テリー「俺がお前にギースの最期を伝えず、お前は俺への憎しみに生き、俺はそれを受け続ける……それは俺自身の自己満足だったんだ。俺の気が楽になるだけで、お前のことなんて、お前が抱え続ける苦しみなんて、ちっとも考えちゃいなかった」

テリー「だから、これが最後だと思ったんだ。お前のあの最後の攻撃……あれを受けて、お前に真相を話そうと思ったんだ」

テリー「俺自身の罪……その罰であるお前……それから目を背けるのはもう終わりにしようと思ったんだ」
以下略 AAS



562: ◆z4l4K/HkZ2[saga]
2019/05/29(水) 00:49:53.81 ID:Hghw7zE90
テリー「だが、こうしていても結局アイツの考えていた事はわからない……」

テリー「逆に、どうだ?ビリー……お前にはギースの最期の真相……あいつが何を考えていたか、わかるか?」

ビリー「……」
以下略 AAS



563: ◆z4l4K/HkZ2[saga]
2019/05/29(水) 00:56:19.56 ID:Hghw7zE90
ビリー「俺ァあの方の右腕として、凶器としてあの日まで生きてきた」

ビリー「当然あの方が命じてくれりゃあなんでもやったし、あの方の命令に疑問なんか持ったことはねえ。あの方の判断に、いつだって間違いは無かったからだ」

ビリー「だから、俺ァあの方の考えてることなんてわからねェしわかる必要もなかった。いや、そもそも考えたこともなかった」
以下略 AAS



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