【モバマス×餓狼伝説】ビリー・カーン「はァ?アイドル?プロデューサー?」 2
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479: ◆z4l4K/HkZ2[saga]
2018/10/27(土) 01:03:48.29 ID:7wG4fhJ40

ビリー「……リリィ、帰国の準備をしろ」

リリィ「……どうして?」

以下略 AAS



480: ◆z4l4K/HkZ2[saga]
2018/10/27(土) 01:08:24.43 ID:7wG4fhJ40
リリィ「……なにが?」

ビリー「なにがって……」

リリィ「……兄さん、どうして……面会してくれなかったの?」
以下略 AAS



481: ◆z4l4K/HkZ2[saga]
2018/10/27(土) 01:14:35.26 ID:7wG4fhJ40
ビリー「……リリィ。お前にゃ謝らないことが他にもある。……俺は本当は……」

リリィ「待って」

ビリー「……!」
以下略 AAS



482: ◆z4l4K/HkZ2[saga]
2018/10/27(土) 01:20:15.98 ID:7wG4fhJ40

ビリー「……あのパンツ野郎から……聞いたのか?」


リリィ「違うよ。ジョーさんは優しいから……私にはむしろ隠そうとしてくれてた。……そう考えると、ジョーさんと兄さんは似てるかもね」
以下略 AAS



483: ◆z4l4K/HkZ2[saga]
2018/10/27(土) 01:27:20.77 ID:7wG4fhJ40

ビリー「リリィ、それは……」

リリィ「……むかしむかしの、ちっちゃい頃。私と兄さんがサウスタウンのスラムにいた時……毎日毎日寒くてひもじくて、死にそうだった」

以下略 AAS



484: ◆z4l4K/HkZ2[saga]
2018/10/27(土) 01:34:21.28 ID:7wG4fhJ40
ビリー「……リリィ、俺は……」

リリィ「いいえ、謝るのは私のほうだよ。ごめんなさい」

ビリー「……なんでだ。お前が謝ることなんて、何もねえじゃねえか――――」
以下略 AAS



485: ◆z4l4K/HkZ2[saga]
2018/10/27(土) 01:43:13.30 ID:7wG4fhJ40
リリィ「それは、兄さんといつまでも一緒にいられるこの生活を失いたくなかったから。偽りでもいい、兄さんと一緒にいられる以外に私が望むことなんてないんだから……」

ビリー「……」

リリィ「……だから、これは兄さんのせいじゃない。私が悪いの。私が兄さんを止めていれば――――」
以下略 AAS



486: ◆z4l4K/HkZ2[saga]
2018/10/27(土) 01:53:50.88 ID:7wG4fhJ40
ビリー「……確かに始めはお前のためのつもりだった。いや、それは今も変わらねえつもりだ」

ビリー「……だが、俺は出会っちまった。俺たちを地獄から救い出してくれる存在に。ゴミみてえに打ち捨てられるだけの存在だった俺たちに家―――いや、本当の居場所を与えてくれる御方に」

ビリー「尊敬した。心酔した。この人のためだったら、なんでも出来る。どんな汚え仕事だって出来る。どんなモンだって捨てられる。……それが例え、俺の命や、お前であっても……」
以下略 AAS



487: ◆z4l4K/HkZ2[saga]
2018/10/27(土) 01:58:26.57 ID:7wG4fhJ40


リリィ「……そっか。ちょっと妬けちゃうな、その人に」


以下略 AAS



488: ◆z4l4K/HkZ2[saga]
2018/10/27(土) 02:04:48.85 ID:7wG4fhJ40
リリィ「……私は日本に残るよ、兄さん。桐生社長、事務員さん、はぁとさんたち……みんなが大変な今の状況で、わたしだけ逃げる訳にはいかないから」


ビリー「……リリィ……」

以下略 AAS



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