【ガルパン】まほ「お母様、大切な話があります」
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3:名無しNIPPER[sage saga]
2018/06/16(土) 22:49:16.02 ID:FGZzfSUj0
しほ「……まぁ、話の前半は理解できましたが」

しほ「なぜアンツィオの生徒をドイツの大学に?」

しほ「そもそもそれは安斎さんの希望した進学先なのですか?」

まほ「さっきも言った通り安斎は後輩を導いてきましたが」

まほ「同学年のライバルと切磋琢磨する機会には恵まれませんでした」

まほ「私は……私なら安斎に良い刺激を与えられる好敵手たりうると」

まほ「そしてまた安斎によって刺激を受けることができると思っています」

しほ「それは、きちんとした場所に進学したら他にいくらでも友達くらい」

まほ「安斎に同学年の友達なんていません。私と一緒です」

しほ(えー……)

まほ「安斎はアンツィオ戦車道唯一の三年生」

まほ「良い後輩たちに恵まれても背中を預け合える相手のいない孤独には苛まれていたはずです」

まほ「私は、私自身が安斎の……初めての、友になりたいのです」

しほ(戦車道にいないだけで普通はクラスメイトにいくらでも友達が居ると思いますが)

まほ「白状します。私が、安斎の友達になってやりたいのです」

まほ「他の誰かじゃなくて、私が……」

しほ(あ、そう言えば昔……)


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