1: ◆iS7ssyYWSI[sage saga]
2018/06/15(金) 22:12:41.24 ID:iIgS2iqk0
莉緒「ねえPくん、私たちに何の相談?」
P「この前、仕事を頑張った茜を撫でていた時に思ったんだ。人の頭を撫でることは難しいことだ、と」
風花「難しい?」
P「ああ。相手は人間。犬や猫とは勝手が違うし、わしゃわしゃ撫でたら髪型が崩れてしまい、それを嫌がる者もいるだろう」
P「どう撫でればいいのか、そう考えだすと『人の頭を撫でる』ことが難しく思えてしまってな……」
麗花「なるほど、Pさんは困っているんですね!」
千鶴「……訳が分かりませんわ」
あずさ「まあまあ、千鶴ちゃん、Pさんも困ってるみたいだし、ね?」
このみ「このメンツを揃えた理由は?」
P「なんとなく大人組なら相談相手として適任かなと。青羽さんも小鳥さんも忙しそうですし」
歌織「はあ」
P「というわけで、『撫でる』以外の方法でアイドルをねぎらうことについて意見を聞かせてください」
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2: ◆iS7ssyYWSI[sage saga]
2018/06/15(金) 22:22:27.27 ID:iIgS2iqk0
あずさ「撫でる以外の方法、ですか……」
千鶴「ねぎらうのでしたら、わたくしとしては言葉だけでも十分だと思いますわ」
風花「そういう言葉をかけてもらえるだけでも嬉しいですよね」
3: ◆iS7ssyYWSI[sage saga]
2018/06/15(金) 22:24:48.69 ID:iIgS2iqk0
このみ「……765プロ全員に出来そうな方法を考えるのね」
P「はい」
千鶴「えぇ……?」
4: ◆iS7ssyYWSI[sage saga]
2018/06/15(金) 22:27:46.77 ID:iIgS2iqk0
このみ「もっとマシな案はなかったのかしら……。まあいいわ、あずさちゃん、どう? 何か案はある?」
あずさ「う〜ん、そうねえ……。ありきたりだけど、プレゼントなんてどうかしら?」
莉緒「あっ、それいいわね♪ あずさちゃんは何をプレゼントされたいの?」
5: ◆iS7ssyYWSI[sage saga]
2018/06/15(金) 22:28:33.56 ID:iIgS2iqk0
あずさ「そう、残念ねぇ。……このみちゃんは、何か案はある?」
このみ「うーん、やっぱり、みんなでご飯食べに行くとか? 私たちだと飲み会になるけど」
麗花「みんなでパーッとするの、楽しいですよね♪」
6: ◆iS7ssyYWSI[sage saga]
2018/06/15(金) 22:30:42.88 ID:iIgS2iqk0
歌織「……あの−、ちょっと言いにくいんですが」
P「歌織さん、どんな意見でもかまいません。聞かせてください」
歌織「は、はい。……その、私やっぱり、撫でるの……いいと思うんです」
7: ◆iS7ssyYWSI[sage saga]
2018/06/15(金) 22:32:36.62 ID:iIgS2iqk0
このみ「うーん、いいとは思うけど、私としては……癪(しゃく)ね」
P「このみさんだと子供を撫でてる感じになりますね」
このみ「ムキーッ! 誰が子供よ!!」
8: ◆iS7ssyYWSI[sage saga]
2018/06/15(金) 22:34:16.04 ID:iIgS2iqk0
あずさ「うーん、撫でる前に許可をもらう、とか?」
P「『よく頑張ったな。頭撫でていいか?』……こんな感じですか?」
千鶴「なんだか突拍子もないですわね」
9: ◆iS7ssyYWSI[sage saga]
2018/06/15(金) 22:35:32.07 ID:iIgS2iqk0
風花「じゃあ、もういっそのこと、わがままを一つ聞く、とか?」
あずさ「それなら全員に出来そうね」
莉緒「うんうん、いい考えだわ、風花ちゃん」
10: ◆iS7ssyYWSI[sage saga]
2018/06/15(金) 22:37:19.84 ID:iIgS2iqk0
歌織「でも、わがままだなんて……本当にいいんですか、Pさん?」
P「ええ。少しは何かさせてください」
莉緒「そうよ、歌織ちゃん。頑張ったご褒美くらい、ちゃんともらわなきゃ。ね?」
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