99: ◆l5NGQUYYtQ[saga]
2019/06/01(土) 02:11:48.54 ID:kFPWJ4Zu0
〈姉バカ〉
五十鈴「提督、今回の作戦で一つ意見具申したいのだけど」
提督「なんですか?北海道を守るために必要であれば、遠慮なくなんでも言ってください」
五十鈴「そう?じゃあ単刀直入に言うけど、提督、あなたを作戦海域に連れ出したいの」
提督「はい、私が作戦海域に出ればいいんで、えっ?」
五十鈴「ええ、そういうことだから、よろしくね」
提督「ちょ、ちょっと待ってください。理由!理由がわかりません!」
五十鈴「海防艦の娘たちのお願いなのよ」
提督「要望の出どころを聞いてはいませんよ?」
五十鈴「ほら、時期的にも北海道ってまだまだ涼しいじゃない」
提督「いやです」
五十鈴「ちょっと、まだ話は終わってないわ」
提督「なんでみなさん暖を取るのに私をつかうんですか!」
五十鈴「だってちょうどいいから…」
提督「なにがちょうどいいんですか?ぜったい邪魔になりますよね」
五十鈴「それにほら、対馬とか、あの娘大人ぶってるけどまだまだ甘えただし、安心できる何かが必要なのよ」
提督「私、ぬいぐるみじゃないですよ」
五十鈴「何言ってるの?あたりまえじゃない?」
提督「なぜでしょう、話がかみ合いません」
五十鈴「提督は適当に艤装にでものってればいいから。あ、被弾しそうになったら海に捨てるから安心してね」
提督「これまでの話のどこに安心材料があるんですか?」
五十鈴「もぅ、つべこべ言わないの!提督、あなた海防艦の娘たちがかわいくないの?!それに、なんでもするって言ったじゃない!」
提督「なんでも言ってくださいとはいいました。しますとは一言も…」
五十鈴「まあ、そういうわけだから、よろしくお願いするわね。それじゃ」
提督「え、まって!私いいなんて言って…、えー」
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