97: ◆l5NGQUYYtQ[saga]
2019/06/01(土) 01:28:28.15 ID:kFPWJ4Zu0
〈本能に忠実に〉
大淀「提督、春季大型作戦が開始されましたね!」
提督「そうですねえ」
大淀「我が艦隊を大本営にアピールするチャンスです」
提督「んー、こんな僻地の艦隊、そもそも大本営が認知してるかも怪しいですけどねー」ノビー
大淀「もう!だからこそなのに!」
提督「ふぅ、大淀はどうしてそう功を焦るんですか」
大淀「だって普段の戦績ですら怪しいんですよ!ここできっちり稼いでおかないと、最悪、鎮守府解散なんてことも」
提督「だいじょうぶですよぉ、大本営はそんなことしません」
大淀「そんなことわからないじゃないですか」
提督「わかりますよ」
大淀「どうして!」
提督「私、猫ですから」
大淀「もー!こっちは大真面目なんですよ!」
提督(こっちも大真面目に答えてるんですけどね…)
大淀「せっかく寝る間も惜しんで作戦要綱作ったのに…」シュン
提督「あ…、えっと、まあその、なにも知らないうちに結論付けるのは早いですよね。大淀、作戦要綱を見せてください」
大淀「はい!こちらになります!」
提督「ふむふむ、えっ?」
大淀「どうかされました?」
提督「大淀、大淀!なにしてるんですか!早く前段作戦第一作戦海域に行きますよ!」
提督「緊急で作戦立案します。現状稼働できる艦娘、特に軽巡、駆逐艦のリストアップをお願いします!」
提督「港近くはおそらく潜水艦隊の包囲網も…、海防艦も必要ですね。対潜装備の配備状況はどうですか?」
大淀「えっ、ちょ、ちょっと!やる気になるのはうれしいですけど、いったいなぜ急に!?」
提督「なぜ?そんなの決まってます!皆の海の平和を守るのが私たちの使命ですからね!」
大淀「提督!!」
提督「けっして、けっして北海道近海の漁場を守りたいとか、そんなんじゃ!」
大淀「」ハァ…
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