89: ◆l5NGQUYYtQ[saga]
2019/05/17(金) 15:00:44.94 ID:+Nu7Ebzh0
大淀「時雨さん?どうされましたか、なんだか不安そうな顔」
時雨「え、ああ。これ、山城のランチバックなんだけど」
大淀「それをなぜ時雨さんが?」
時雨「山城、せっかく扶桑とでかけるってはりきってたのに、誰かのと間違っちゃったみたいで」
大淀「そういえば、五十鈴さんが海防艦の娘たちにお弁当作ったのに、肝心のランチバックがないと嘆いてましたが」
時雨「じゃあきっと、五十鈴さんのと間違えちゃったんだね」
大淀「んー、でもさすがに何も入ってないランチバックなら重さで」
時雨「それもそうだね、いくらなんでも…、大淀さん?」
大淀「…時雨さん、山城さんはどこにいくと?」
時雨「近所の自然公園っていってたね」
大淀「そうですか、ありがとうございます」
時雨「大淀さん、ずいぶんと険しい顔だけど、またかい?」
大淀「時雨さん」
時雨「ん、なにかな?」
大淀「もしこの艦隊に三味線が弾けるかたがいましたら、ぜひ私に連絡をください。最高級のものをお取り寄せできますから。では、私は用事ができましたので」
時雨「あ、ちょっと!!ねえ、公園に行くならこのランチバックも!…いっちゃった」
時雨(それにしても三味線って、いきなりどうしたんだろう)
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