353:名無しNIPPER
2018/06/26(火) 21:35:54.45 ID:xwgrHavb0
鈴谷「ふぁ…。」
提督「遊び疲れか。」
鈴谷「気持ちいい疲れだよね。」
提督「そうだな。………、たかだか数か月で劇的に変わるとも思ってはいなかったが、僕は未だに失敗ばかりだ。鈴谷には心配をかけていると思う。」
鈴谷「…、そうだね。」
提督「…転職をしようかと思ったこともあったが、…続けたいと思う。」
鈴谷「…。」
提督「…、もしも今の山場を越えたとしてもそれで終わりというわけではないだろう。いつでもどこでも心配は尽きないと思う。危機意識は持つ、が、僕は自分がしたいことをしていくつもりだ。」
鈴谷「…、そう。なら提督には強くなってもらわなきゃね。…、これからも頑張るんだね…。」
提督「…、鈴谷にはしたいことや夢はないのか?」
鈴谷「鈴谷自身の、だよね?……、それを見つけたいかな。」
提督「…、自分を知るというのも難しいと思う。見当違いのことを知った気になることもままあるだろう。…、遺伝子が同じでも別人は別人だ。鈴谷には鈴谷だけの何かがあって欲しいと僕も思う。」
鈴谷「…、そこは提督に助けてもらおうかな。」
提督「先払いで僕を助けてくれているのだ、当然助ける。」
鈴谷「…、なら、できそうな気になってきたかな。」
提督「見据える先を探すところからだが、焦らず行こう。」
鈴谷「そんなことしてるうちに寿命になったりしてね。……到着。…今日も楽しかったよ、ありがとね。」
提督「部屋まで送ろう。こちらこそだ、ありがとう。」
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