210:名無しNIPPER
2018/06/19(火) 00:44:55.63 ID:+xVhJgON0
響「…、待ったかい?」
提督「…、5分と待ってはいないだろう。お風呂上りか?」
響「ああ。」
提督「何か飲みながら歩こうか。何がいい?」
響「ウォッカを。」
提督「…、牛乳系統を一緒に飲まないか?」
響「…、そうだね。なら苺牛乳を。」
提督「………、どうぞ。今回はおごらせてほしい。」
響「…、いただきます。」
提督「…。」
響「…。」
提督「暫定的にでかまわない。無論拒否してくれてもいいのだが。…、ソ連艦の代表になってはくれないか?代表といってもあとはガングートしかいないが。…、することといえば間に立ち、僕とガングートとの間で不要ないざこざが起きぬよう間に立つというものだ。」
響「いいよ。」
提督「…、もう少し考えなくてもいいのか?」
響「その内容なら問題ない。」
提督「…、ありがとう。…、当面のしてもらいたいことは、ガングートが当鎮守府及び僕に嫌悪感を抱いていないかを確認、嫌悪感を抱いているようなら悪いところだけではなく良いところにも目を向けてくれるようになってもらえるようにしてもらいたい。」
響「好感度測定器を使えばいいんじゃないかな?」
提督「感情を暴いてしまえばそれまで、ということもあるだろう。暴くにせよ手順を踏んでということだ。我ながら…、今回は慎重になっているようだな。」
響「わかった。」
提督「いつ頃から始められそうだ?」
響「何度か顔を合わせてるけど、担当が違うからね…。…、食事処や酒の席ででも絡んでみよう。急ぎかな?」
提督「焦らなくてもいいという程度だ。…、無理する必要はないからな?」
響「了解。」
提督「…。」
響「…。」
提督「(…、悪くない沈黙だな。…こんな安らかな時間は、あとになるとかけがえのないものだったと思うのかもしれないな…。)」
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