【艦これ】艦天って略すとカロリー低い食材みたい 第二章【天華百剣】
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◆L6OaR8HKlk
[sage saga]
2018/06/12(火) 09:59:09.38 ID:dM7WlOBF0
( T)「……一本足りねえけど?」
二つ目のポーチ開けると、そこには五本しか入っていなかった
時雨「お探し物はこれかな?」
右腕を振るうと、洋風茶房『めいじ館』制服の袖口からクナイが一本飛び出し手の中に納まる
柄の後部にある穴に人差し指を突っ込むと、クルクルと回した
時雨「禍憑は神出鬼没だからね。備えあればって奴だよ」
( T)「殴ったら死ぬだろ……」
時雨「提督みたいな野蛮人と僕を一緒にしないで貰えるかな?」
八宵「……ん?今、禍憑に対して『殴ったら死ぬ』って言った?」
( T)「うん」
八宵「……」
七香「ダメ」
八宵「何も言ってないじゃん!!ちょーっと解剖させてもらえないかなーなんて思ってないし!!」
( T)「筋肉しか出て来ねえぞ」
禍憑。俺達の世界で言う『深海棲艦』に該当する敵対生物だ
そのクソの塊みてーなバケモノから人々の身を守るために、特殊機関『御華見衆』は日夜活動を続けている
八宵「気になるなぁ……禍憑は『巫魂』を宿した巫剣か、稜威能力でその力を分け与えられた巫剣使いにしか倒せないのに……」
( T)「筋肉に不可能はねえんだよ。勉強になったな?」
八宵「いや、何の勉強にもならないし、参考にもならない」
( T)「……?」キョトン
八宵「きょとんとしてもわかんないから。筋肉あっても出来ないものは出来ないから」
彼女は何を言っているのだろうか。筋肉に出来ない事はないってのは、生命誕生から定められた唯一無二の絶対だと言うのに
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