千早ちゃんと伊織ちゃん
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5:名無しNIPPER[saga]
2018/06/12(火) 02:31:07.82 ID:420CtvZa0

この日も、溜まりに溜まった領収書を整理している私を除けば、事務所にいたのは千早ちゃん一人だけ。ぽつねんとソファーに腰掛け、何やら熱心に読み込んでいました。
ちょ〜っと気になったので、後でコーヒーを持っていきがてら聞いてみると、どうやら次の新曲の譜面だそうで。午前の打ち合わせ中に貰ったばかりで、家に帰るまで我慢できなかったみたいなんです。

それにしたって仕事とレッスンの間にポッカリと空いた時間を、休憩じゃなくて譜読みに使っちゃう所が、何とも千早ちゃんらしいわ♪ ──って、ほっこりしてたのはナイショにしておいてくださいね?

例え会話が無くたって、一人きりの時とは全く違う、温もりある静けさがとても心地良くて──そんな時って、いつも以上に仕事がはかどる気もします。


そこへ、ガチャリとドアの開く音が響きました。



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