19:名無しNIPPER[saga]
2018/06/11(月) 01:57:15.05 ID:i8FTx4y10
――数時間後、夜、モバマスシティ、ゆっこの家
文香「晩ご飯……とても、美味しかったですね」
礼子「そうね。お皿も浮かせて持ってきていたし、魔法の国って感じの食事だったわ」
ゆっこ「いやー、レストランに行ったらみなさんのためにって、シェフがタダでごちそうしてくれましたからね! ユッコもタダ飯にありつけてラッキーでした!」
ありす「……」パカッ、パカッ
ゆっこ「おや、どうしたんですかありすちゃん?」
ありす「いえ……」
礼子「あら、それ、町の妖精たちから貰ったアクセサリー? マジカルクローゼットに入れたのね」
ありす「はい」
文香「……マジカルクローゼットに入れると……そのアクセサリーの、衣装に……変身できるのでしょうか?」
ゆっこ「いやいや、これは町のみんなが作ったものですし、そういう力はないですよ。てか衣装じゃなくてアクセサリーですし」
ありす「……」パカッ、パカッ
礼子「嬉しいの?」
ありす「……そうかも、しれません」
文香「みなさん……事前に、町長さんからお話があったとはいえ……たくさんの方々が、ありすちゃんの傍に集まっていましたね」
ゆっこ「まー、魔法少女には魔物を退治してもらってみんな感謝してますし、そのアクセサリーもお礼ですからね」
礼子「そうね。普段はたまに報道されるだけか……魔物を倒したらすぐにその場所から離れるもの。こんな形で、お礼を言われたことってないんじゃないかしら?」
ありす「……そうですね」
……
…………
………………
……………………
38Res/37.52 KB
↑[8] 前[4] 次[6]
書[5]
板[3] 1-[1] l20