9:名無しNIPPER
2018/06/10(日) 20:13:20.89 ID:Mg7TEIaj0
次の日
気がつけば理樹君と違うクラスになっていた。その違和感に気づかないまま過ごしていた事に寒気がする。
小毬「やっぱり…ここは偽の世界だよ」
西園「えぇ、間違いないでしょう」
二人とも手には鋭利な刃物を握っている。食堂には誰も居なかったため、いとも簡単に手に入った
小毬「多分何度もこの世界は繰り返されてる……そしてそのたびに私たちは『ゲームマスター』に立ち向かって……」
西園「そして負けては時間が来てリセットの繰り返し。って所でしょうね……」
多分いつ私たちが気づいて来ヶ谷さんに反逆するのかはバレているのかもしれない。今回は偽の世界と気づいてから敢えて時間を置いて襲撃する事を2人で決めた。ただこの考えが既に使い古されているのかもしれない……そう思っても確かめる術はない、だからやるしかないのだ
西園「もしも私たちがゲームマスターに成り代わったら……当然為すことはひとつですよね?」
小毬「もちろんだよ、この世界を変えなければいけないよね?」ニコッ
西園「その通りですね……では、決行は2時間目と3時間目の間の教室外。来ヶ谷さんが教室にもどるために廊下を歩いているところを狙いましょう」
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