勇者「信じて送り出した僧侶が触手に侵食されてるなんて……」
1- 20
15:名無しNIPPER[saga]
2018/06/12(火) 22:40:57.37 ID:9zCbMZ2e0
側近「とにかく今は情報が欲しい。一体『これ』はどうなってるんだ?」

勇者「待ってくれ、まだお前に聞きたいことがいくつかある」

側近「……」

勇者「体裁上はこちらが優位に立っているんだ。聞いてくれないか?」

側近「……いいだろう。その代わり」

僧侶「がめついですね」

勇者「いいよ、聞こう」

側近「……飯と水をくれ。その内私は言語能力を失う」

魔女「飲まず食わずでどのくらい?」

側近「一週間は」

戦士「今や外の食いもんは何食ってもダメだからな」

勇者「よし、戦士用意を」

戦士「魔物の口に合うかは分からんがな」

側近「……ふん」

僧侶「あ、おぶっていた人はとりあえず私の部屋に寝かせました。一応『監視』もついているので大丈夫かと」

勇者「やっぱ触手から見えてるのか……ありがとう」

側近「……」

勇者「さて……食いながらでいい。まず、なぜここがわかったか。そして、なぜ俺がいることを知ったのかを聞かせて欲しい」

側近「辺りがあまりに魔力臭過ぎる。人為的になにかを隠していることはすぐに分かったし、こんな芸当ができるのは貴様らくらいだ」

魔女「魔力のある人間に気づいてもらう為にわざと魔力撒き散らしたんですぅ〜。さも分かった風に言わないでくださいぃ〜」

側近「こいつは殴ってもいいのか」

勇者「こっちは殴らせてもらった試しがないんでな……できるなら、どうぞ」


<<前のレス[*]次のレス[#]>>
56Res/42.59 KB
↑[8] 前[4] 次[6] 書[5] 板[3] 1-[1] l20




VIPサービス増築中!
携帯うpろだ|隙間うpろだ
Powered By VIPservice