勇者「信じて送り出した僧侶が触手に侵食されてるなんて……」
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10:名無しNIPPER[saga]
2018/06/11(月) 20:02:09.32 ID:9LBIop+U0
??「勇者、勇者はいるか」

勇者(姿はまだ見えない……が、人語を解する。それに張りはあるが覇気のない声)

勇者(それに確実に俺を認知した。『あれ』に気付ける奴なら、十中八九は……)

勇者「武器下ろせ」

戦士「まだ判断するには早いが」

勇者「いい、俺は構える。以降の判断は任せた」

戦士「……ま、久々の剣で慌てないようにな」

魔女「あ、じゃあ杖取ってくるわ」

僧侶「取ってきましたよ、これで合ってます?」

魔女「おー、超便利じゃん。持ち手ぬるっとすっけど」

勇者(それ伸びるんだ……あと、部屋の中見れてるってことは……)

??「すまない、一人おぶっている。こっちに上がって肩を貸してくれないか」

勇者「悪い、こちらもなかなか切羽詰まっていてな。まず生まれと名を聞かせてくれ」

??「……っ」

戦士「言えないのか」

魔女「あたしも生まれわかんないしね。まあ、そういう人もいるっしょ」

僧侶「おや、珍しい自虐ネタです」

魔女「弱ってるんだねえ、気付かぬうちに」

勇者「別に住んでいる……住んでいた国でもいい。信用できる情報をくれ」

??「…………」


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