72:名無しNIPPER
2018/08/21(火) 18:12:26.92 ID:hGAyLWUS0
黒森峰 航空科所有格納庫
黒森峰の保有する戦車はどれもこれも手間と金がかかるヘビー級ばかりだ。
ティーガー、ティーガーU、ヤークトパンター挙げ句の果てにマウスとくる。
それらを収納する格納庫も馬鹿デカく、それも一つではすまない。
今大会は初戦の際に戦車を空輸する羽目になったわけだが、上記した連中ばかりで構成しているせいで一まとめにして運ぶことが出来ない。
だから大会の始まる前に少しずつ日を分けて運ぶ。
しかし、それこそがフェルディナント強だ・・・いや、譲ってもらうチャンスだ。
幸いにもフェルディナントを積み込んだ機体はまだ出発していない。
予定では明後日には出発するらしいのであまり時間にゆとりがあるとも言えないが・・・。
問題はこれをどう合法的に強奪・・・じゃなくて、譲ってもらうか。
「小梅」
赤星「!?」
エリカ「貴女、ここで何しているの?」
赤星「い、いや・・・。ちょっと様子を見ておこうかなと・・・」
エリカ「そう、ならいいけれど」
赤星「はい・・・」
エリカ「フェルディナント強盗、そこまでよ!」
赤星「なっ・・・!」
エリカ「・・・なんてね。冗談よ、冗談」
赤星「あ、アハハ・・・。勘弁してください・・・」
エリカ「・・・それじゃ、そろそろ寮の方に戻るわ」
赤星「ええ。お、おやすみなさい」
エリカ「小梅も早く戻りなさい。もう夜遅いわ」
赤星「もう少ししたら戻ります」
エリカ「後、あのどうしようもない元副隊長。アンツィオに居たらしいわよ」
赤星「えっ!?それは単なる噂じゃなかったんですか!?」
エリカ「編入学届出したらしいわ。アンツィオに」
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