4:名無しNIPPER
2018/06/08(金) 21:54:46.56 ID:2duOgusK0
アンツィオ高校 学生寮
アンチョビ「どうだ?美味しいか?」
みほ「・・・はい」
アンチョビ「そうか、なら良かった」
みほ「・・・」
アンチョビ「ペロリだな。そんなにお腹が空いてたのか」
アンチョビ「ちょっと待ってろ、新しくパスタを茹でてくる」
みほ「・・・」コクコク
アンチョビ(とは言えどうしたものかなぁ・・・)
昔から頼られることが好きで仕方なかった。
困っている人を見過ごす事は当然出来なかったし、面倒なことも率先して引き受けた。
それ故周りからは『お人好し』だの『お節介』だと言われてきた。
だから、この娘を見かけたときも見捨てては置けなかった。
「姐さんのお人好しも考え物ですよ、まったく・・・」
「じゃああのまま放置しておけと言うのか!?」
「そう言う意味では・・・、でもその娘引き取ってどうする気ですか?」
「・・・」
この娘には見覚えがあった。
戦車道の名門として名高い西住流の次女、西住みほだ。
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