ダイヤ「ひとりよがり」
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21:名無しNIPPER
2018/06/08(金) 01:48:36.99 ID:iA9q7B+yO
果南「……電気消してカーテンを開けて窓から外を覗いてみて」

ダイヤ「……はぁ…?」








首を傾げながらも言われた通りに暗闇の部屋の中、薄手のカーテンを左右に開く。


広がっていたのは白く、朧げに輝く光。

ネオンの街を、さざ波が揺れる青い海を、小さな光で照らし続ける星の数々。

外灯の光に隠されてしまいそうになっていても、街の輝きに追いやられそうになっていても、覗いてやれば確かにそこに、光り輝いていた。

外の世界は夜空が深く、広く思えた。

一番明るい小さな星を一つ、じっと見つめてみる。私は自分の存在がひどく、小さなものに思えた。


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