【シュタインズ・ゲート】紅莉栖「髪を切った」-SS速報VIP

【シュタインズ・ゲート】紅莉栖「髪を切った」

↓ 1- 覧 板 20

1: ◆aPZUlJLxaE[sage saga]
2018/05/31(木) 00:56:24.77 ID:kQO1/isJ0
書き溜めあり。初心者だから何か間違いがあったら指摘お願いします。

SSWiki : ss.vip2ch.com

2: ◆aPZUlJLxaE[sage saga]
2018/05/31(木) 00:58:05.56 ID:kQO1/isJ0
岡部「今日も暑くなりそうだな」

ラボの窓を開ける。スズメの鳴き声と共に朝の心地よい風が流れてくる。

ダル「なんか予報では最高温度30度超えるらしいお」

3: ◆aPZUlJLxaE[sage saga]
2018/05/31(木) 01:00:17.17 ID:kQO1/isJ0
まゆり「まゆしぃもエアコンほしいなー。最近は暑くてコス作るのも大変だよー」

岡部「まゆりまで……」

ダル「はっ！　それともオカリン」

4: ◆aPZUlJLxaE[sage saga]
2018/05/31(木) 01:02:06.19 ID:kQO1/isJ0
ダルにティッシュ箱を投げつける。しかし汗だらだらのラボメンガールズか……紅莉栖の服は透けやすいから……と、そこまで考えて思考を止める。これではまるでダルのようではないか！？　このままでは暑さにやられて、まいってしまうかもしれない。とにかく、エアコンのことを考えねば。

岡部「仕方あるまい……この鳳凰院凶真、我がラボのためにこの灰色の脳細胞を労働にあててやろうではないか」

まゆり「まゆしぃもバイト代からちょっと出すねー」

5: ◆aPZUlJLxaE[sage saga]
2018/05/31(木) 01:08:38.31 ID:kQO1/isJ0
岡部「なあ、ダル」

探し始めて数分。窓もなく、部屋の構造上、風の巡りが悪い開発室に俺は音を上げていた。

ダル「んー？」

6: ◆aPZUlJLxaE[sage saga]
2018/05/31(木) 01:11:57.92 ID:kQO1/isJ0
紅莉栖「ハロー」

どうやら助手のようだ。

まゆり「え？　紅莉栖ちゃん？」

7: ◆aPZUlJLxaE[sage saga]
2018/05/31(木) 01:13:13.94 ID:kQO1/isJ0
岡部「お、俺だ！　ああ、何やら大変なことになった。何！？　ガンマ線バーストによる高エネルギー放射が原因だとう！？
　　　　ふ、何を言っている。致命傷で済んださ。ああ、必ず生きて帰る。エル・プサイ・コングルゥ。」

ダル「ちょっと、オカリン」

8: ◆aPZUlJLxaE[sage saga]
2018/05/31(木) 01:17:39.21 ID:kQO1/isJ0
岡部「あっ」

ダル「何かあるん？」

岡部「いや、大したことないのだが……この前助手のプリンを助手のマイスプーンで食べてしまってな」

9: ◆aPZUlJLxaE[sage saga]
2018/05/31(木) 01:18:51.46 ID:kQO1/isJ0
岡部「あっ」

ダル「他にもあるん？」

岡部「この前、お前が由季さんとデートしていた日があっただろう？」

10: ◆aPZUlJLxaE[sage saga]
2018/05/31(木) 01:19:32.90 ID:kQO1/isJ0
ダル「え？　食べたん？」

岡部「ああ、一応、こ、恋人が作ってくれたわけだし……な」

ダル「オカリン、僕はその場にはいなかったけど、間違いなく言える。あんたその日一番輝いてた男だぜ」

11: ◆aPZUlJLxaE[sage saga]
2018/05/31(木) 01:25:10.17 ID:kQO1/isJ0
岡部「だよな……あっ」

ダル「聞くお」

岡部「この前研究室の新入生配属の歓迎会があったんだが」

12: ◆aPZUlJLxaE[sage saga]
2018/05/31(木) 01:25:52.79 ID:kQO1/isJ0
岡部「しかし、当日になって教授が急に“悪いが午後も授業の日程になってたから何かやらないとだわーわっはっは”と言い出してな」

ダル「ああ、それで飲み会を」

岡部「それで渋々メールで助手に断りを入れてな……」

13: ◆aPZUlJLxaE[sage saga]
2018/05/31(木) 01:32:05.56 ID:kQO1/isJ0
岡部「だよな。あっ」

ダル「牧瀬氏とのイチャイチャを聞く流れになってる気がするお」

岡部「いや……これだ！　これに違いない！」

14: ◆aPZUlJLxaE[sage saga]
2018/05/31(木) 01:34:27.90 ID:kQO1/isJ0
岡部「すまなかった！　あの夜のお前の下着は今、俺の実家にある！　洗濯をしたんだが手違いでお袋の部屋にあるのを取り戻せていない」

紅莉栖「え？」

岡部「だが、必ず取り戻す！　それが、運命(シュ)石(タイン)の(ズ)扉(・ゲート)のせんた……ぶべら」

15: ◆aPZUlJLxaE[sage saga]
2018/05/31(木) 01:36:35.78 ID:kQO1/isJ0
ルビ振ったらこういう表示になるのかー

岡部「だが、必ず取り戻す！　それが、運命(シュ)石(タイン)の(ズ)扉(・ゲート)のせんた……ぶべら」
↓
岡部「だが、必ず取り戻す！　それが、シュタインズ・ゲートのせんた……ぶべら」

16: ◆aPZUlJLxaE[sage saga]
2018/05/31(木) 01:43:53.25 ID:kQO1/isJ0
紅莉栖に襟を掴まれズルズルとラボの外まで引きずられる。

紅莉栖「話せ」

岡部「はい」

17: ◆aPZUlJLxaE[sage saga]
2018/05/31(木) 01:46:55.11 ID:kQO1/isJ0
岡部「し、しかし……あんなに綺麗な髪だったのに、それを切るなんて何かしらあったと思うだろう」

紅莉栖「え！？　き、綺麗って」

岡部「事実だ」

18: ◆aPZUlJLxaE[sage saga]
2018/05/31(木) 01:48:35.74 ID:kQO1/isJ0
岡部「ほんとうにそれだけか？」

紅莉栖「え、あ、うん」

岡部「はー……」

19: ◆aPZUlJLxaE[sage saga]
2018/05/31(木) 01:49:48.77 ID:kQO1/isJ0
岡部「…………」

岡部「……くくく、フゥーハハハハ！　殊勝なことだな！　クリスティーナよ！　悠久の時を過ごしてきた俺がこれ程度で飽きるだと？　
　　　　この鳳凰院凶真も見くびられたものだ……フゥーハハハハ！」

20: ◆aPZUlJLxaE[sage saga]
2018/05/31(木) 01:50:15.72 ID:kQO1/isJ0
岡部「ああ。ゴホン……可愛いよ」

紅莉栖「そっか。ふふ」

21: ◆aPZUlJLxaE[sage saga]
2018/05/31(木) 02:01:50.71 ID:kQO1/isJ0
世界線はSG。時系列は映画の後で細かくは考えてません。

31Res/13.16 KB

↑[8] 前[4] 次[6] 書[5] 板[3] 1-[1] l20

VIPサービス増築中！
携帯うpろだ|隙間うpろだ

Powered By VIPservice