6:名無しNIPPER[sage saga]
2018/05/29(火) 21:50:18.91 ID:zxQaHTwG0
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穂乃香「(あの時、穂乃香と呼んでくれたことを私は今でも覚えてます)」
穂乃香「(そして、あの時から私はプロデューサーさんのことを……)」
P「綾瀬、何かいいことでもあったか」
穂乃香「えっ?」
P「……嬉しそうな顔をしているから」
穂乃香「すみません、初めてライブに出た日のことを思い出していました。顔に出てましたか」
P「ああ、満面の笑みだったぞ。いい表情をするようになったな」
穂乃香「あ、ありがとうございます……」カァァ
P「それにしても、初めてのライブか。もうずいぶんと昔のことのように思えるよ」
穂乃香「私は、昨日のことのように思い出せますよ。あの時、私を励ましてくれたプロデューサーさんのことも、はっきり思い出せますから」
P「そんなに鮮明に覚えているのか」
穂乃香「もしかして、プロデューサーさんは覚えていないのですか?」
P「ああ、はっきりとは覚えてないな。ライブの直前まで綾瀬が緊張しているのが伝わったから、緊張を解そうとしたのは覚えているが」
穂乃香「そう……ですか……」
P「そこまで落ち込まなくても……そんなにいいことしたのか、あの時の俺」
穂乃香「私にとってはいいことというより、特別なこと……ですね」
P「特別なこと……か。そこまで言われると気になるな。何をしたんだ?」
穂乃香「それは……内緒です!思い出してみてください」
P「そうか……考えてみるとするか」
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