【たぬき】城ヶ崎美嘉「腹ぺこ悪魔とまんぷく小悪魔」
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◆DAC.3Z2hLk
[saga]
2018/05/29(火) 03:33:10.14 ID:EFGwLI3E0
「え? ……って、どしたの急に。照れるじゃんっ」
「もともと素質があるし、ルックスも完璧。その上本人も努力家とくる」
「ちょ、ちょっとちょっと……」
「その向上心がある限り、もっとずっと高いとこまで行ける。今日がその最初の一歩だ」
「……」
「だから、何があっても大丈夫。お客さんみんなが美嘉を待ってる。もちろん俺もな」
「……!」
こくん、と喉が無意識に喉が鳴った。
サイダーみたいなあの味が、極上の爽やかさで体に入り込んだ。
緊張してるのなんかとっくにお見通しだったんだ。
その上でこの人は本当の本当に、心の底からアタシに期待してくれている。
それが実感としてわかった途端、不安は嘘みたいに消えた。
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