【ガルパン】みほ「エリカさんをボコボコにします!」
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11: ◆saI1ZNzQKuJn[saga]
2018/05/28(月) 21:17:47.78 ID:4ErbA/3U0
エリカは素早く立ち上がるとみほの右足を掴んだ。関節技を極めて戦意を喪失させる作戦だ。
それを察したみほは馬のように左足でエリカを蹴り、難を逃れる。
そしてまるでブレイクダンスを踊るかのように足を振ってエリカを牽制すると、そのまま遠心力を利用して回るように立ち上がった。
一瞬の間があり、両者距離を詰める。ゼロ距離とも言える状態でお互いに打撃を仕掛けては受け、仕掛け、いなし、また仕掛ける。さながらカンフー映画のようだ。
それを破ったのはエリカだ。みほの打撃を勢い良く弾くと、爆発呼吸、吐く息と共に両手を突き出す。
以下略 AAS



12: ◆saI1ZNzQKuJn[saga]
2018/05/28(月) 21:18:14.10 ID:4ErbA/3U0
みほ「エリカさん、楽しいね。」

エリカ「あんたと一緒にしないで。こっちはさっさと終わらせて帰りたいのよ。」

みほ「そっか。じゃあそろそろ本気でいくね。」
以下略 AAS



13: ◆saI1ZNzQKuJn[saga]
2018/05/28(月) 21:19:06.02 ID:4ErbA/3U0
良い匂いがする。
エリカはそう思った。
目を開けると知らない天井、電気がまぶしい。
目を守ろうと腕を上げると痛みが走り、それがエリカを覚醒させた。

以下略 AAS



14: ◆saI1ZNzQKuJn[saga]
2018/05/28(月) 21:19:41.21 ID:4ErbA/3U0
みほ「あ、目が覚めた?今エリカさんが大好きなハンバーグ作ってるから、ちょっと待っててね。」

一目こちらを見てキッチンに目を戻すみほ。そこには先ほどまでの暴力的な彼女の姿はなかった。
みほの態度に安心感を覚えたエリカはやっと自分の状態を整理する余裕ができた。
着ている服、ピンクのパジャマは間違いなくみほのものだろう。そして下着を着けていないことがわかった。
以下略 AAS



15: ◆saI1ZNzQKuJn[saga]
2018/05/28(月) 21:20:07.19 ID:4ErbA/3U0
エリカ「ずいぶん好き勝手してくれたみたいね。」

みほ「えへへ、エリカさんが可愛いから我慢できなくて。」

可愛らしく言い訳をするみほは、端から見れば子どものいたずらがバレた程度のものだと思われるだろう。
以下略 AAS



16: ◆saI1ZNzQKuJn[saga]
2018/05/28(月) 21:21:01.34 ID:4ErbA/3U0
みほ「できたよ。こっちに座って。」

みほはそう言ってテーブルに1つハンバーグを置く。
痛みを我慢しながらその前にエリカが座ると、ちょうどみほが自分の分を運んでくるところだった。
そして手に持った皿を置くと、エリカの横に座った。


17: ◆saI1ZNzQKuJn[saga]
2018/05/28(月) 21:21:31.79 ID:4ErbA/3U0
エリカ「なんで横に座るのよ。」

みほ「エリカさんそのケガだと食べられないでしょ?私が食べさせてあげる。」

エリカ「な、いいわよ!自分でできるから!」
以下略 AAS



18: ◆saI1ZNzQKuJn[saga]
2018/05/28(月) 21:22:00.97 ID:4ErbA/3U0
みほ「はい、エリカさん。あーん。」

エリカ「……あーん。」

満更でもない表情をしたエリカの口にハンバーグが入る。
以下略 AAS



19: ◆saI1ZNzQKuJn[saga]
2018/05/28(月) 21:22:51.78 ID:4ErbA/3U0
まるで恋人のように食事をし、シャワーを済ませ、そして同じ布団に入る。
先ほどまでの2人とは別人なのではないかと勘違いしてしまうほどの甘い時間だ。
そんな中、みほはエリカにキスをした。大人のキスだ。
唇が離れ、繋いでいた糸が切れるとエリカが微笑む。

以下略 AAS



20: ◆saI1ZNzQKuJn[saga]
2018/05/28(月) 21:23:23.93 ID:4ErbA/3U0
エリカ「まぁね。あんたみたいな変な趣味もないし。」

みほ「私ね、私が異常なのを異常だって言ってくれて、それでも付き合ってくれるエリカさんが大好き。だからエリカさんにお返ししたいの。」

エリカ「大洗のやつらだってあんたのそれ受け入れるんじゃない?」
以下略 AAS



21: ◆saI1ZNzQKuJn[saga]
2018/05/28(月) 21:24:07.68 ID:4ErbA/3U0
エリカ「ふーん、まぁあんたが異常なのを意識して他のやつに手を出さないなら、その方がいいわね。」

みほ「安心してエリカさん。殴らせてほしい、なんてお姉ちゃんにだって言えないよ。」

エリカ「そんなことしたら私があんたをぶっ飛ばすわ。」
以下略 AAS



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