12:名無しNIPPER
2018/05/29(火) 21:39:23.39 ID:XDLuT4NS0
私は耳を疑った。
曜「千歌ちゃん・・・今、なんて・・・?」
千歌「梨子ちゃんと・・・曜ちゃんが話さなくなった理由を知ってるって・・・」
聞き間違いではない。たしかにさっき、千歌ちゃんはこう言ったのだ。
曜「いつから・・・?」
千歌「うーん・・・いつからだろ・・・わかんないや💧アハハ💧」
いつからか分からないぐらい前から気づかれてたのか・・・私はやっぱりわかりやすいんだ・・・
曜「それを知って・・・どう思ったの?嫌じゃなかったの?」
千歌「ううん。私は嫌じゃなかったし今でも曜ちゃんの事、嫌いじゃないよ。」
曜「・・・/////」
千歌「曜ちゃん?」
私は嬉しすぎて言葉が出なかった。この気持ちを知られても、梨子ちゃんにどんな気持ちを持っているか知ってもなお
千歌ちゃんは私に優しくしてくれる。私はますます千歌ちゃんの事が好きになっていった。
曜「あ!家に着いたよ!♪」
千歌「あ、ほんとだ♪今日はありがと曜ちゃん♪」
曜「どういたしましてであります!!♪」
千歌「曜ちゃんのそのセリフ久しぶりに聞いた♪」
曜「ふえっ!?そ、そうかな・・・💧」
その通りだ。私はこのセリフをあの時以来一度も使っていない。もちろん。私の口癖でもある「あの言葉」もだ。
千歌「じゃあね♪曜ちゃん♪」手を振り
曜「ヨーソロー!♪」敬礼
私にとってこの日は大切な思い出となった。
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