【ごちうさ 】あんこ/Zero とある兎の輝かしき黄金のサクセスストーリーの軌跡
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7: ◆qlbtcFwckbUb[saga]
2018/05/28(月) 19:28:53.38 ID:QFaWIIqL0
「カアアアア」

耳をつんざくけたたましい音。

彼が驚き振り向くと目に飛び込んできたのは一羽の大きなカラスが「あんこ」を鷲掴みし飛び去って行くシーンでした。

「やっぱり神様は世界の宝、天使である自分の味方なんだね」と彼は思いました。

あんな野蛮なカラスすらぼくのために尽くすなんてぼくはなんて罪作りなんだ。

彼はそう思いながらトコトコと甘い匂いのする家へと向かいます。

ここでがっついて走るなど王のすることではないと彼は思ったからです。

この世の幸福と快楽は全て自分の物だと彼は確信していました。

「もうどこへ行っていたの?」

黒髪の幼女が彼に近づいてきます。

「心配したんだからね?あんこ」

そして彼は自分に相応しい場所を手に入れたのです。

「あんこ」という名前とともに。


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