ファンとのふれあい! 向井拓海編
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2: ◆u2ReYOnfZaUs[sage]
2018/05/28(月) 18:40:01.94 ID:eC2l/XLI0
彼は、中古のワゴンのハンドルに顎を乗せ、

沈痛な面持ちで通りを眺めていた。

20歳、中堅私立大学の法学部生。

そこそこに努力し、そこそこの将来を享受する。

そういう人生を生きるつもりだった。

だが彼は今、犯罪の片棒を担ぐことになっている。

後ろの座席には、通りの女を物色する二人の男。

片方は髪を肩まで伸ばし、痩せた顔でへらへらと笑っている。

もう片方は短髪角顔、肌が黒く筋肉質だ。

こちらは、むっつりと目を細めている。



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