【ガルパン】エリカ「私は、あなたに救われたから」
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286: ◆eltIyP8eDQ[saga]
2018/07/14(土) 22:24:19.57 ID:ZxPhTSO60
エリカさんの提案を固辞し、私はから揚げを食べながら黙々と考える。
みほさんたちと共に行動するようになって早一か月。
現状、私と逸見さんの関係は友達の友達といったとこか。
まぁ逸見さんはみほさんの友達じゃないとの事なので友達の知り合いかもしれない。
とにかく、私は逸見さんと友達ではない。
一緒に行動するようになったとはいえ、実のところ私はまだ逸見さんに対して一線を引いている。
今さらみほさんをいじめてるだなんて勘違いをしてるわけじゃない。
ただ、なんというか私は逸見さんと反りが合わないと思う。
悪口軽口は当たり前、みほさんがあんなにも逸見さんと友達になりたがっているのに、
知ったこっちゃないと素っ気ない態度をとる姿に良い印象を覚えろと言うほうが無理がある。
他でもないみほさん本人が特に気にしてないのだとしてもそれはそれ。
私が逸見さんに対してあまり踏み込まないのはそう言った事情があっての事だ。
……とはいえ、これ以上はお互いのためにならない。
みほさんが逸見さんを信頼している以上、後から来た私があれこれ言ったところでみほさんを惑わせるだけだし、
そのせいで私と逸見さんが険悪になってしまったらみほさんは自分を責めてしまうかもしれない。
私の取れる選択肢は2つ。このまま何食わぬ顔でみほさんたちといるか、逸見さんを置かず、あくまでみほさんとのみ友人関係を続けるか。
決めあぐねているのは私自身の意志の弱さ故だ。
それでも、このままなぁなぁにしていてはいつか禍根を産むことになってしまうかもしれない。
それならば
私は自分の選択肢を決めるため行動することにした。
エリカ「あ、赤星さん私の食器もついでに片づけてくれる?」
小梅「美容のために動きましょう」
とりあえず逸見さんへのマイナス評価が一つ。
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