【ガルパン】エリカ「私は、あなたに救われたから」
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259: ◆eltIyP8eDQ[saga]
2018/07/07(土) 19:19:41.54 ID:2/8GF8DP0
小梅「……あの、みほさんと逸見さんってお友達なんですか?」
小さく手を挙げた赤星さんがエリカさんに質問する。
その質問にエリカさんは露骨に顔をしかめて、
エリカ「はぁ?何言ってるのよ。そんなわけないでしょ」
小梅「違うんですか?」
エリカ「全然違うわ。私はね、この子の事嫌いだもの」
小梅「えー……」
納得できないという表情で私とエリカさんを交互に見る赤星さん。
まぁ、いじめられてるわけじゃないのであれば、普段から一緒にいる私たちを友達だと思うのは当然だと思う。
……エリカさんもそう思ってくれるといいのになぁ
小梅「じゃあみほさんは?」
みほ「私?私はエリカさんの友達だよ」
小梅「えぇ……」
ますます困惑する赤星さん。
エリカさんがどう思っていようとそれはそれとして、私はエリカさんを友達だと思ってる。
その気持ちだけは誰にも否定させない。
エリカ「この子が勝手に言ってるだけ。私は友達じゃないわ」
みほ「あはは……そういう事だから」
小梅「私、なんか疲れてきた……」
色々あって心身ともに疲労している赤星さんはぐったりとうなだれる。
そんな赤星さんを無視して、エリカさんはくるりと向きを変えると更衣室へと向かおうとする。
エリカ「それじゃあ私は着替えて帰るわね。あとは若い二人で仲良くしなさい」
ひらひらと手を振りながらさっさと帰ろうとするエリカさんの歩みは後ろから伸びてきた二つの手によって止められる。
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