【ガルパン】エリカ「私は、あなたに救われたから」
1- 20
221: ◆eltIyP8eDQ[saga]
2018/06/30(土) 20:20:59.11 ID:aIe+Rcdf0







夕暮れは過ぎ、空には月がかかっている

私はスイーツの入った袋を手にコンビニから出ると、

後から出てきたエリカさんに向き直る。



みほ「エリカさん付き合ってくれてありがとう」

エリカ「あなたねぇ……暗くなる前に来たのにもう夜よ?なんでそんな長時間居座れるのよ」

みほ「だって、見たいものがいっぱいあるし……」



コンビニはいつだってキラキラしてる。

その季節に合わせた色とりどりの商品が所狭しと並んでいる風景が私は大好きで、

だから商品一つ一つを見て、買いたいものを吟味する。

出来ることなら毎日コンビニで買い物したいぐらいだけど、仕送りは限度があるし健康にも気を使わないといけないからたまにしか来れない。

だからこそ、来た時にはしっかり時間をかけて選びたいんだよ!

そう力説するも、



エリカ「ウィンドウショッピングは休日にしかるべき場所でやりなさい」



バッサリと切り捨てられてしまう。

むぅ、お姉ちゃんと同じことを言う……

今日だってホントはもっといたかったけどエリカさんに怒られしぶしぶ切り上げたのに……



エリカ「まったく、あなた私との今度の決闘忘れないでよね」

みほ「えー……あれまだやるのー?」

エリカ「当たり前でしょ!!私はもっともっと強くなりたいんだから!!」



期末の決闘。最初はお互いが納得するためにやったものだったが、いつの間にか恒例となってしまっていた。

とはいえ、エリカさんにとって私と戦える機会というのは貴重なもので、エリカさんが強くなるために必要な事なのだというのなら、

私もその挑戦を真っ向から受けようと思う。



みほ「……そっか。なら、まだまだ負けてられないな」

エリカ「あら?随分やる気ね」

みほ「だって、私はまだまだエリカさんから教わりたいことがいっぱいあるから。エリカさんに勝たれたら困るの」





<<前のレス[*]次のレス[#]>>
978Res/708.34 KB
↑[8] 前[4] 次[6] 書[5] 板[3] 1-[1] l20




VIPサービス増築中!
携帯うpろだ|隙間うpろだ
Powered By VIPservice