【咲-Saki-】京太郎と咲が付き合っていたらの話
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14:名無しNIPPER[saga]
2018/05/26(土) 20:41:04.11 ID:PbCSukpG0




「……京ちゃんから告白したくせに、なんで私がこんなに恥ずかしい思いしてるの……」




ぼそっと、聞こえるように呟いた声にも、京太郎は気にした様子もなくレディースランチを堪能している。

料理を堪能しつつ、


「でも、オレ振られたし」


と一言。


「ふ、振ってないってば! 振ってたら、か、彼女になってないし……」


咲の言葉の後半は、小さすぎて言葉になっていなかった。

やはり聞こえなかったのか、京太郎は再度レディースランチへと取り掛かる。

ああもう、ともう一度咲が呟く。

そして、京太郎がご飯に集中していることを確認し、自らも本へと視線を戻す。

しかし、次のページがめくられるまでは、結構な時間がかかった。






咲は気づかなかった。

咲の手のひらが重なった時からずっと、京太郎の耳は真っ赤であったことに。




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