【SW】姫「私を弟子にしなさいな!」ジェダイ「ええっ!?」【オリキャラ】
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76:名無しNIPPER[saga]
2018/07/27(金) 13:00:34.61 ID:DU3yLuuF0

観客A「おい、10番の『ジョン・ドゥ』とかいうのは何者か知ってるか?」

観客B「いいや知らねえな、おおかた新参だろう。スタートはうまくいったみてえだが――」


 レースで優秀な結果を残してきたドライバーには優良なスポンサーがつき、優良な部品を購入して優良な機体を構築することができる。
コーナーを曲がって最初の障害に突入する段階においても、すでにそのスペック差は現れ、早くも集団が二つに分かれつつある。
すなわちオルフェ、セブルバJr、カスタム兄弟の先頭集団と、それ以外の6機の後続集団である。

 最初の障害は「スラローム」――林立する石柱が致死的な相対速度をもってレーサーに立ちふさがる。
先頭集団は危なげなくすり抜けていくが、後続集団先頭の機体が石柱に掠め、スピンして、別の石柱に激突し爆発四散した。
しかし二人の観客が注目するエントリーナンバー10番の選手「ジョン・ドゥ」は巧みなドライビングテクニックで機体を操り、最小限の減速で危険地帯を通過してみせた!


観客A「ヒューッ!見たかよ今のハンドリングを……こいつはやるかもしれねえぜ!」

観客B「しかしよ、オルフェには勝てねえぜ。見ろ!」


 片割れが指さすオーロラビジョンには先頭集団の様子が映されていた。
危険なショートカット・ジャンプ台を素通りしてデッドヒートを続ける三機。
カスタム兄弟がアウトコースから追い抜きを図り、セブルバJrがこれに幅寄せして阻止を図る一方で、白と金の機体フェザリオンは悠然とリードを広げていく。



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