【SW】姫「私を弟子にしなさいな!」ジェダイ「ええっ!?」【オリキャラ】
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73:名無しNIPPER[saga]
2018/07/15(日) 18:08:18.23 ID:NkWfQ1T80

実況『エントリーナンバー2!タトゥイーンからの刺客、ガイナワカップの征服者〈セブルバJr〉!』

セブルバJr「ドーモ、ドーモ!……オルフェ!今日こそテメエのそのスカしたメットを剥いでやるぜ!」

オルフェ「……」フイッ

セブルバJr「ケーッ!」

実況『エントリーナンバー3!永遠の3位、安定の3位〈カスタム兄弟〉!』

カスタム兄「失礼なアナウンスだな、弟者」

カスタム弟「まったくだ兄者。好き好んで3位でいるわけではない」


 アナウンスは続き、シンノは自分がエントリーシートに記入した偽名が呼ばれるのも気づいたが、いまだ意識はオルフェと視線の交錯した一瞬にあった。
おそらく、オルフェはデータのない選手を気にしただけであろう。
しかしシンノはその瞬間、思いがけない緊張感を覚えて目をそらした。
兜のバイザー越しに、あるいはフォース越しに、彼のレーサーとしての気概――情熱――否、もはや人生と結びついた確固とした目的意識を見た気がした。


シンノ(絶対王者……か)

実況『さあいよいよレースへ参りましょう!本部門は極短距離障害レース、勝負はトラック2周で決します!』


 アナウンスと地上の係員の案内の下、選手とポッドレーサーはスタートラインへと移動する。
シンノも所定の位置に就くと、エンジンを一通りチェックした後操縦席に身を沈めた。



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