【SW】姫「私を弟子にしなさいな!」ジェダイ「ええっ!?」【オリキャラ】
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71:名無しNIPPER[saga]
2018/07/15(日) 18:06:32.95 ID:NkWfQ1T80

シンノ「……」


 ジャンクヤードでの一幕の数日後。
シンノはゴワついたライダースーツに身を包み、フルフェイスヘルメットを被って、強い日差しの下に立っていた。
スタンド一杯の観衆はエンターテインメントの開幕を待ちわびて、シンノと、ほか九人の主役に声援を投げかけている。


シンノ(どうしてこうなった……)


 シンノは熱気と大音響にうんざりしながら、自分の横で浮遊する機械を見やった。
二つの並列エンジンと、それに牽引される格好の操縦席――ポッドレーサー。
単純で乱暴な構造である。
たしかその発祥は、獣が曳く乗り物を無理矢理エンジン駆動に変えたものであったか。


ユスカ「シンノー!頑張って!」


 ユスカがスタンド最前列の関係者席で手を振っている。
横にはつまらなそうな顔をしたネーアや、しきりにあたりを見回すミコア姫もいる。
その近くではイシュメールとサラスタン(大きな目とネズミのような耳を持つ種族)の男が何やら口論していた。


サラスタン「おい、本当に大丈夫なんだろうな!?『フェザリオン』を……いや、それ以前に、俺のマシンをぶっ壊しやがったら承知しねえぞ!」

イシュメール「俺のマシンたって、お前は操縦なんてできねえんだから、どっちにしろ人を雇うにゃ違いねえだろ。その点あいつは腕っこきだ。俺が言うんだから間違いない」

サラスタン「お前の言うことなんか信用できねえ!」

イシュメール「やかましい!あんまグダグダ言ってると『あのこと』バラすぞ?」

サラスタン「ぐっ……!」



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