【SW】姫「私を弟子にしなさいな!」ジェダイ「ええっ!?」【オリキャラ】
1- 20
29:名無しNIPPER[saga]
2018/05/31(木) 19:52:25.34 ID:NOonCW230

 シカーグ将軍に呼び出されたシンノとリズマは、マスドライバー施設跡の反乱軍基地に戻った。
将軍がいる司令部は、管理棟と呼ばれていたらしい建物の中にある。


シンノ『ジェダイ向けの仕事と言っていたが、やっぱり荒事なんだろうな』スタスタ

リズマ『大勢で動けばすぐに帝国軍に察知されかねないのが現状ですから……荒事でなくとも、私たちが動かなければならない機会は案外多いかも』スタスタ


 二人が司令部の目の前まで来た時、その扉が乱暴に開け放たれた。


バヤット『フンッ……!』バタンッ スタスタ


 姿を現したのは魚顔のエイリアン「モン・カラマリ」の若き反乱軍将校、サマ・バヤットであった。
彼は憤懣やるかたないといった様子で、きょとんとしたシンノとリズマの横をのしのし歩いていった。


シンノ『……ありゃ、我らがQC反乱軍のナンバー2殿じゃないか。あんなに肩いからせてるのはどういうわけだ』

リズマ『……将軍と何かあったのでしょうか?』

シカーグ『いやはや、お恥ずかしいところを』


 後を追って現れたのは、まさしくテダッフ・シカーグ将軍だ。
マンダロリアン・アーマーをアロハシャツに着替えた陽気な姿で、ばつの悪そうに苦笑いを浮かべている。


シンノ『まあ察しはつくがね……彼のことだ、また前のめりな作戦を提案してきたんじゃないか。例の、衛星軌道上の謎のヤマタイト艦襲撃絡みで』

シカーグ『まさしくその通りだ。例の襲撃で帝国軍の目がこちらに向いていると思い、どこか適当な帝国軍基地を攻撃してそれを逸らそうと言うんだ』

シンノ『今下手に動けばこの場所も露見しかねないんだがな。だったら資材置き場に山積みになってるチュクチャク木材の捌き方でも考えていればいいのに』

シカーグ『まったくだ。ところで、お前たちを呼んだ仕事というのもその戦闘絡みでな。入ってくれ』


 シンノとリズマは司令部に入った。
長年打ち捨てられていたために壁や天井には得体の知れない染みができ、窓も汚れているために部屋は薄暗い。
その中に青白い電子光を放つ設備がぎっしりと並んでおり、一種異様な雰囲気である。



<<前のレス[*]次のレス[#]>>
153Res/180.81 KB
↑[8] 前[4] 次[6] 書[5] 板[3] 1-[1] l20




VIPサービス増築中!
携帯うpろだ|隙間うpろだ
Powered By VIPservice