【SW】姫「私を弟子にしなさいな!」ジェダイ「ええっ!?」【オリキャラ】
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18:名無しNIPPER[saga]
2018/05/23(水) 22:56:05.00 ID:j2BGSCGw0

 ネブカドネザルがコンソールを操作すると、戦略テーブル上に「テイティス卿」の3D映像が立ち上がった。
黒いローブを着た背の高い男で、その表情はフードの陰となっていた。
スターバル将軍は跪き、恭しく話を切り出す。


スターバル「お待たせしましたテイティス卿……我々は先ほどヤマタイトのコルヴェットを捕捉、制圧しました」

テイティス『ミコア姫はどうした?』

スターバル「脱出ポッドに乗って逃亡しました。おそらく至近の惑星クイナワに逃れたものかと……しかし我々はこれ以上クイナワ上空に留まることは難しく……」

テイティス『そうか。ではお前たちは戻ってよい』


 スターバルはごくあっさりとした返答に驚いて顔を上げた。


テイティス『あとは私がやる。我がマスターもそれをお望みだ』


 テイティスのフードの陰が少し見える――顔をすっぽりと覆う金属質な仮面と、その奥から覗く四つの目。
青白い3Ⅾ映像では判らないが、実際の彼の目はシス特有の黄色の瞳を持っていた。


スターバル「……はっ、では引き揚げの準備に取り掛かりますので、失礼致します」

テイティス『事態は全て我々の想定内で推移している。お前たちの行動で台無しにせぬよう心せよ』


 通信が切断され、ダース・テイティスの姿は消える。
スターバルは立ち上がりケープを払うと、艦橋を歩いて、ビューポートから眼下の景色を睨んだ。


スターバル「……ケッ!シスめ、威張りくさって……」


 眼下に広がる惑星クイナワは蒼い海が広がり、その中に緑豊かな島々が散らばる南国の星。
そして今は反乱同盟軍の潜伏先でもある――テイティスに命じられてそれを突き止めたのはスターバルたちだった。



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