71:名無しNIPPER
2018/05/27(日) 22:42:10.48 ID:F8gC2PD20
真姫「は?一人?」
ことり「え?」
真姫「もしかして…ことりはサンタさんが一人だけだと思ってるの?」
ことり「え?違うの?」
真姫「サンタさんはね 何人もいるのよ?」
絵里「え?そうなの?」
真姫「そりゃそうよ。一人で一晩にプレゼントを配るのは不可能よ」
絵里「た、確かに…」
真姫「でしょ?それでも大変な事には変わらないわ。私はなるべくサンタさんの負担を減らしたいの。だから手紙もちゃんと出さなきゃダメよ?下調べとかも大変だろうから」
絵里「う、うん。わかったわ」
真姫「あっ、何だったら今書いちゃう?私ね、偶然手紙を持ってて」
ことり「偶然持ってたんだ…」
絵里「でも…私の家って煙突ないから…」
真姫「そっか…そう言う場合どうするのかしら?今までどうしてたの?もしかして…サンタさん来てくれなかったの?」
絵里「いえ…そんな事は…朝起きたら枕元に置いてあったかなぁ」
ことり「私もそうかなぁ」
真姫「ふ〜ん。どうやって家に入るのかしら?不思議ね」
絵里「そ、そうね。不思議ね〜」
真姫「まあ、日本の環境じゃ煙突ある家の方が珍しいし。でも、それだとやっぱりサンタさんは大変よね。あっ!じゃあ、今年のクリスマスは私ん家の別荘に泊まらない?そうすればサンタさんの負担も減るものね」
絵里「あっ、ああ…そうね。真姫がいいなら」
ことり「ダメだよ絵里ちゃん」
絵里「え?」
ことり「真姫ちゃん家に泊まったとして…私達にプレゼントが届かなかったら…真姫ちゃんの夢を壊す事に」
絵里「確かに…それは大変だわ」
ことり「仮に届いたとしたら…真姫ちゃんのご両親にご迷惑を…」
絵里「確かに…どっちに転んでも…」
ことり「でしょ?」
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