10: ◆C2VTzcV58A[saga]
2018/05/21(月) 23:56:36.87 ID:BHrH+yLmO
菜々(たとえば、休み時間)
P「そろそろなっちゃんの称号をグレードアップさせるべきだと思うんだ」
茄子「称号? あぁ、『氷の女王』ってやつですか」
P「そうそう。もっと強そうなのに変えようぜ」
茄子「女王の時点で割と強そうですけど、何にしたいんですか」
P「氷の皇帝」
茄子「あぁん?」
P「それは氷帝」
茄子「バカなことを言っていないで、授業中に居眠りしない方法でも考えたらどうですか。私がつつかなかったら危なかったじゃないですか」
P「昨日ナナ先生にいろいろ教えてもらったばかりだから、頑張ろうと思ったんだけどな……さっぱりわからない範囲に入ると、ついうとうとしちゃって」
茄子「まあ、1日でどうこうなるものではないでしょうからね」
P「次は、頑張る」
茄子「………頑張るつもりがあるのなら」
P「?」
茄子「そういうことなら、手伝ってあげてもいいです」
P「手伝うって……寝そうになったら突っついてくれるってこと?」
茄子「違います。まあ、お望みならそっちもやってあげますけど」
茄子「勉強、見てあげるって言っているんです」
P「マジ?」
茄子「マジです。さすがにこのままだと安部先生がかわいそうなので」
P「はっきり言うなぁ……まあ事実だし、教えてくれるのはありがたいけど」
茄子「それに……あなたに留年されると、私も困るので」
P「え?」
茄子「楽しいこと、見つけてくれるんでしょう?」
茄子「だったら、私と同じ学年で、近くにいてくれないと困ります」
P「なっちゃん……そこまで俺のことを愛してくれているなんて……」
茄子「バカじゃないですか?」
P「冗談だよ」ハハ
茄子「すぐ調子に乗るんだから……」フフ
菜々「………」
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