90:名無しNIPPER[saga]
2018/07/19(木) 00:16:13.53 ID:JFzTT9zQ0
……
…………………
…………………………………………
夕方
来ヶ谷「理樹君」
理樹「……………」
理樹(来ヶ谷さんの声で目を覚ました。その瞬間、彼女がいる安心感が胸一杯に広がった)
理樹「おはよう……ここは?」
来ヶ谷「私の部屋だ。井ノ原少年に頼んで君にお馴染みのベッドで寝てもらおうかと思ったが、今の君だと私がいた方が安心するだろう?」
理樹(まるで子供のような扱いだった。しかし、何故かそこまで悪い気はしない)
来ヶ谷「申し訳ない事をした……"あの時"私は君を一人にさせようとしたね」
理樹「ううん、いいんだよ。こうしてまた喋っているんだから」
来ヶ谷「ふふ…」
理樹(そう言って僕はふと不安を覚えた)
理樹「……ま、また…どこかに行ったりしないよね?僕の前から消えたり……しないよね?」
理樹(度重なる酷使によって涙腺が緩み切ったのか、また目尻の方に涙が溜まった)
来ヶ谷「ぐぉっ……き、君という奴は犯罪的なまでに可愛………!」
理樹「えっ?」
来ヶ谷「い、いや。なんでもないよ……もちろん。これからは急に君の前からいなくなったりしないよ」
理樹「よかった……」
134Res/96.98 KB
↑[8] 前[4] 次[6]
書[5]
板[3] 1-[1] l20