男「歩こう……どこまでも、どこまでも」
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10: ◆xGZ8epJNzU[saga]
2018/05/20(日) 16:27:05.76 ID:gNZChRei0

男は地雷原に着いた。

当然、地雷原を管理している兵士が止めに入る。


「ここから先は、あちこちに地雷が埋まっていて危険だ! 入ったらいかん!」

「しかし、どうしてもここを通りたいのでね」


男は迷わず地雷原に足を踏み入れた。

恐れもなにもない。

男は地雷を踏んだ時のことなど考えてはいなかった。

歩きたいから、歩いているのだ。



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