姫騎士「キモオタだって、男であることには変わりないのよね……」
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29:sage
2018/05/18(金) 22:57:40.55 ID:INr0ZGI50
キモオタ「実は拙者は魔王を討つ為に生まれてきた勇者だったのでござるが、容姿に恵まれず、その使命を放棄して自堕落な生活を満喫していたのでござるよ」

姫騎士「そんな大事な使命を放棄すんな!!」

女魔王「フ、ハハハッ……これは恐れ入った。よもや、魔王たる我の天敵とこうして合間見えることになるとはな……油断したか」
以下略 AAS



30:名無しNIPPER[sage]
2018/05/18(金) 22:59:24.39 ID:INr0ZGI50
キモオタ「拙者、自堕落な日々を過ごして気づいたのでござる。誰も争うことのない平和こそが、何より大切であると」

女魔王「ふむ……つまり、どうするつもりだ?」

キモオタ「2人に協力を仰ぎたいのでござる」
以下略 AAS



31:名無しNIPPER[sage]
2018/05/18(金) 23:01:30.75 ID:INr0ZGI50
女魔王「子を孕めだと? どういう意味だ?」

キモオタ「言葉通りの意味でござる。魔族の王あらせられる陛下と、人間の国の姫君であらせられる殿下が拙者の子を孕み、同盟を結んで頂ければ争いはなくなるのでござる」

姫騎士「魔王と同盟なんて、隣国の正教国が聞いたら黙ってないわよ!?」
以下略 AAS



32:名無しNIPPER[sage]
2018/05/18(金) 23:03:14.78 ID:INr0ZGI50
キモオタ「既に賽は投げられ申した」

女魔王「然り。どこぞの姫君が単身で我が居城に突撃したせいで、な」

姫騎士「えっ? えっ? わ、私のせい……?」
以下略 AAS



33:名無しNIPPER[sage]
2018/05/18(金) 23:05:17.60 ID:INr0ZGI50
キモオタ「ならば、触ってみるでござるか?」

姫騎士「ちょっとあんた何言ってんのよ!?」

女魔王「だが、腐っても聖槍であろう? 魔王である我が触っても害はないのか?」
以下略 AAS



34:名無しNIPPER[sage]
2018/05/18(金) 23:07:22.31 ID:INr0ZGI50
女魔王「すご……固い……」//////

キモオタ「ふおぉぉぉっ!?」ビクンビクン

姫騎士「ちょっと! 私の目の前で如何わしい真似はやめなさいよ!?」
以下略 AAS



35:名無しNIPPER[sage]
2018/05/18(金) 23:09:18.44 ID:INr0ZGI50
女魔王「仕方ない。順番は守ってやる」

キモオタ「流石は魔王様でござる。聞き分けのないどこかのわがまま姫とは違いますな」

姫騎士「なんか言った!?」
以下略 AAS



36:名無しNIPPER[sage]
2018/05/18(金) 23:11:05.58 ID:INr0ZGI50
数日後

女騎士団長「国王陛下!」

国王「娘は見つかったのか!?」
以下略 AAS



37:名無しNIPPER[sage]
2018/05/18(金) 23:14:25.29 ID:INr0ZGI50
女魔王「なんだ、この陳腐な玉座は。これでは我の完璧なお尻の形が崩れるではないか」

国王「だ、誰じゃ……あの女は……?」ヒソヒソ

女騎士団長「魔王、と名乗っておりました」ヒソヒソ
以下略 AAS



38:名無しNIPPER[sage]
2018/05/18(金) 23:17:03.54 ID:INr0ZGI50
女魔王「ふむ、悪くない座り心地だ」

キモオタ「ぶひ! 有難き幸せ!」ビクンビクン

姫騎士「わ、私にも座らせなさいよキモオタ! 次は私の番だから! わかった!?」
以下略 AAS



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