【ガルパン】梓「各校のリーダー論を学びにいきます!」
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25: ◆saI1ZNzQKuJn[saga]
2018/05/16(水) 21:25:35.64 ID:eeJxIamm0
梓「なんだが意外です。なんというか……困難なんてない!何をやらせても完璧!みたいなタイプだと思ってました。」

まほ「そんなことはない。戦車道は困難の連続だ。そして私はそれから逃げ出さなかったからこそ皆がついてきてくれるんだ。西住流を全うするための厳しい規律にも、だ。」

エリカ「はい!私はどこまでも隊長についていきます!」
以下略 AAS



26: ◆saI1ZNzQKuJn[saga]
2018/05/16(水) 21:26:55.27 ID:eeJxIamm0
やはり黒森峰はレベルが違う。
砲撃の精度、操縦技術、隊列の美しさ、どれを取っても今まで見てきたどの高校よりも高い水準にあると感じた。
次から次へと指示通りに隊列を変える車輌に感動すら覚えた。

梓「はぁ〜、やっぱり黒森峰は違うなぁ。」
以下略 AAS



27: ◆saI1ZNzQKuJn[saga]
2018/05/16(水) 21:27:23.55 ID:eeJxIamm0
立ち尽くしている梓をエリカは人気のない校舎裏まで手をひくと、急に立ち止まり梓に向き直る。
なにか怒らせることをしたのだろうか、梓は恐怖に震えながら精一杯の声を出した。

梓「な、なんでしょうか……?」

以下略 AAS



28: ◆saI1ZNzQKuJn[saga]
2018/05/16(水) 21:28:21.06 ID:eeJxIamm0
エリカ「西住隊長がいるうちに聞きたい気持ちはわかるけどね。隊長は日本で、いや世界で最も隊長に相応しいお方だもの。」

エリカがまほのことで機嫌良さそうにしているのをチャンスと見て、梓は質問する。

梓「あ、あの!逸見さんは副隊長はどうするべきだと考えていますか?」
以下略 AAS



29: ◆saI1ZNzQKuJn[saga]
2018/05/16(水) 21:29:04.02 ID:eeJxIamm0
梓「あー、なるほど。西住隊長が優しい分、副隊長が厳しくしないと場が緩んじゃうんですね。それが空気を作るに繋がるわけですか。」

エリカ「その通り。あなた、大変よ。みほの甘さは底なしだからね。私も中学で散々な目にあったわ。」

梓「そういえば西住隊長と逸見さんはチームメイトだったんですよね?やっぱり隊長は西住隊長で、逸見さんが副隊長だったんですか?」
以下略 AAS



30: ◆saI1ZNzQKuJn[saga]
2018/05/16(水) 21:29:37.06 ID:eeJxIamm0
エリカ「あなたも同じようなものじゃない。再来年には大洗の隊長が約束されてる。それに皆が期待してるからリーダー論なんて大層なもの教えられるんでしょ?」

梓「そう……なんですかね?」

エリカ「そうよ。だから私もあなたに教えてあげる。」
以下略 AAS



31: ◆saI1ZNzQKuJn[saga]
2018/05/16(水) 21:30:04.74 ID:eeJxIamm0
梓「ありがとうございます!……大事にします!」

エリカ「ええ。……そろそろ休憩も終わるころね。戻りましょう。」

梓「はい!」
以下略 AAS



32: ◆saI1ZNzQKuJn[saga]
2018/05/16(水) 21:33:30.18 ID:eeJxIamm0
梓「今日は本当にありがとうございました!」

まほ「ああ、大洗の皆にもよろしく伝えてくれ。」

梓「はい!エリカさんも、ありがとうございました!」
以下略 AAS



33: ◆saI1ZNzQKuJn[saga]
2018/05/16(水) 21:34:36.46 ID:eeJxIamm0
最後に梓が訪れたのはみほが未だに勝てていない相手であるダージリン、そして自身のライバルであるオレンジペコが所属している聖グロリアーナ女学院だ。
梓が案内されて部屋に入ると、そこには優雅にお茶を楽しむダージリン、オレンジペコの姿があった。

梓「失礼します!本日はよろしくお願いします!」

以下略 AAS



34: ◆saI1ZNzQKuJn[saga]
2018/05/16(水) 21:35:20.98 ID:eeJxIamm0
ダージリン「澤さん、各校の見学、どうだったかしら?」

梓「そうですね……。どの学校も違ってて、凄く勉強になりました。」

ダージリン「ふふ、個性があって面白かったでしょう?サンダースは隊員のやる気によって、アンツィオは隊長の頑張りによって、プラウダは恐怖によって、黒森峰は規律によって、それぞれ色んな方法で隊をまとめてる。」
以下略 AAS



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